ABOUT ME
菅野 純 /菅野ぱんだ
プロフィール
写真家 福島県伊達市生まれ アメリカ NYU(SPS)にて映像を学び、帰国後ポートレート、ランドスケープを中心に活動。2018年より東京から福島に拠点を移し、震災以降の福島の自然と環境をテーマに作品制作を行っている。また動物と人間の関係性を題材とした作品があり、その場合アーティスト名は「菅野ぱんだ」を使用している。
テーマ
全ての作品に通じるテーマは時間。これまで様々な切り口で時間というテーマを追求し続けている。例えば日本中に散らばる小学生の同級生全員の20年後を訪ねて撮影したもの。またいつ行っても同じような風景が広がっていて、まるで時間が止まったかのような夏の海岸を撮影したもの。生まれ育った地域の19家族とその家を一年に一回づつ12年かけて撮影したもの(2007年から2018年)など。
余談
名前の「菅野ぱんだ」は、パンダが好きだからという単純な理由に由来するものだが、そこに写真のモノクロという意味も込めたつもりだった。しかし写真とは白と黒だけではなくグレーの領域もあるわけで、そのあたりがちょっと早とちりだったかなあとひそかに反省する今日この頃。
受賞歴 *菅野ぱんだ名義
第13回 Canon写真新世紀「荒木経惟賞」受賞(1996)
第42回 「伊奈信男賞」受賞*
第32回 「林忠彦賞」最終ノミネート(2024)
第40回 「東川国内作家賞、新人作家賞、飛彈野数右衛門賞」ノミネート(2024)
写真展
1996年 10月 「海、その愛・・・」個展 ギャラリーROCKET
1996年 12月 Canon写真新世紀 「写真新世紀」グループ展 P3
1997年 05月 「写真新世紀京都」グループ展 ギャラリーRAKU
1997年 08月 「ガラス越しの恋」個展 ギャラリーVERITA
1998年 05月 「東京写真月間'98(カレイドスコープ)」グループ展 東京都写真美術館
1998年 10月 「東京ストリートポップ」グループ展 N.Y.
1998年 10月 「プライベートルーム 新世代の写真表現」グループ展 水戸芸術館
2000年 05月 「東京アートサルーン」グループ展 N.Y.
2001年 09月 「福島の新世代2001 SEVEN ROOMS」グループ展 福島県立美術館
2003年 03月 「1/41」/「ザ・南米」個展 スーパーデラックス*
2004年 10月 「南米旅行」個展 ギャラリーDEPOT*
2005年 07月 「パンダちゃん」個展 リトルモア地下ギャラリー*
2006年 07月 「コパンダちゃん」個展 リトルモア地下ギャラリー*
2008年 12月 「THAI GAIL」個展 原宿EX'REALM*
2012年 05月 Canon写真新世紀 仙台展 グループ展 せんだいメディアテーク*
2017年 04月 「Planet Fukushima」個展 Nikon Salon 新宿*
2017年 12月 第42回「伊奈信男賞」受賞展「 Planet Fukushima」個展
Nikon Salon 銀座、(大阪巡回)*
2018年 09月 「菅野ぱんだ写真展」個展 秋田雄勝郡会議事堂記念館*
2021年 06月 「Planet Fukushima 2021」個展 Sony Imaging Gallery 銀座
2022年 07月 「わたしのともだち〜Pert 2」グループ展 Sony Imaging Gallery 銀座
2023年 06月 「Planet Fukushima 写真集発行記念展」個展 Kanzan gallery
2023年 11月 「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」個展 72Gallery
2024年 07月 「アルル国際写真フェスティバル2024 Répliques 11/03/11」
グループ展 Espace Van Gogh
主な作品集
1997年 08月 「海、その愛......」菅野純名義(リトルモア)
2003年 03月 「1/41」同級生を巡る旅(情報センター出版局)*
2004年 11月 「南米旅行」(リトルモア)*
2005年 07月 「パンダちゃん」(リトルモア)*
2006年 06月 「コパンダちゃん」(リトルモア)*
2017年 11月 「The Circle」自費出版*
2020年 12月 「熊猫的時間」(ハガツサブックス)*
2023年 03月 「Planet Fukushima」(赤々舎)
2024年 07月 「Répliques 11.03.11. Des photographes japonais face au cataclysme」
(Atelier EXB )フランス